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断熱材の選び方

2011.06.25

熱の伝わり方には伝熱、対流 輻射と言う形があります。
一般的に建物内部の 壁、床 天井 には、対流を起こさせない、伝えない 方式がなされています。
屋根、外壁 に有効な断熱は 輻射熱を反射させる物を使います。

 前記のもので良く使われている物が、グラスウール、羊毛、ロックウール等で、重さと密度の差が出ます。
他に 発砲ウレタン板材 吹付け材 セルロスファイバー などを内壁と外壁の間に充填させる内断熱があります
内壁と外壁の間に施工するのを内断熱
柱 間柱 の外に板状の断熱材を張るのが 外断熱 です。

  更に材質を分けますと
グラスウールの 重さ、密度
アクアウール(グラスウールよりもキメが細かい)
羊毛系 石綿系 もそれぞれの特徴があります。

吹付けには、発砲ウレタン、アクアフォーム フェノバフォーム アイシネン等
板状には ウレタン板 ビーズ法発砲板 フェノバボード等 があります

前回書いたCW断熱は 内壁にウレタン吹付け+外壁に空気層の両面にアルミシートを貼ったシートにより
熱を反射させる効果をプラスしたものです。

意外と知られていないのが 木材もかなりの断熱効果があると言うことです。
高級断熱材と比べても引けは取りません。無垢の木は、ストローを束ねた形をしているからです。

いずれにしろ 断熱工事とは 伝熱 対流 放射 を防ぐ事です。
何を選ぶか 何が効果的か 決めるのはお客様です。