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『真の幸福』とは何か

2014.12.30

  もう50年ほど前の話になりますが、私が高1の1学期の時の教科書に 亀井勝一郎 という文学者さんが書いた長文
「幸福とは何か」の文章を、要約する宿題が出て、まとめるために何度も何度も 真の幸福とは何かを 読んだ記憶があります。 
それは、私的な己の為の欲求は満たされると同時に次の欲求が涌き出てきて、不幸の始まりとなり、人生その繰り返しなり という風に解釈しました。ところが 人の為になる事をして、その人を喜こばせ、その姿を見た時には 真の喜びが感じられ
るもので、その時の満足感が真の幸せになるのである。 と、そんな風に理解した記憶が残っています。
 その出来事と、それからの半世紀の経験と思考を足した今は、どんな風に幸せ感が変わって来たのかを お話してみましょう。