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こだわりの注文住宅(1)

2015.01.08

今回は 保存版として 特に大切な内容をお話しします。
こだわりの注文住宅を建てようとしても、住宅会社や工務店側の都合のこだわりをそのまま建てるのでは本当の注文住宅と言うわけにはまいりません。個々の家族の拘りを生かした、1棟1棟その家庭に合わせて住宅を建てることが本物の注文住宅なので、一般的に今の状況では 洋服で言えば セミオーダーメイドで建てられている状況が殆どではないでしょうか?
 完全オーダーに対応出来る建築会社や工務店はかなり限られます。
 希望通りの家造りが出来ずに ある程度で妥協せざるを得ない状態で住宅が出来ているのはないでしょうか。

では、ここで 完全オーダーの家を造るための 基礎知識を簡単にですが お話ししてみたいと思います。

設計: 一般の木造住宅では 設計事務所に設計と管理を任せて、施工会社は図面通りに造る。と言うパターンはとても少ないです。 一般の建築会社でも 設計集から選択するとか、あらかじめ たたき台を提示してもらってその図面を少しづつ直して行く方法が最も取られている状態です。3パターン位の図面から絞り込んで行けば、設計事務所の管理、設計は無くてもOKとも言えます。デザインやコーーデイネートを要求する場合は別として、通常の住宅では、簡素化できるものです。 ここで注意することは、1階と2階の柱位置を無視した設計を、そのまま使って、強度計算上はクリアーしても、丈夫な家 にはなりませんので、その点は考慮するべきです。 設計の段階での丈夫な家とは、1階部のX方向、Y方向の重心の交点が真ん中よりで、剛芯と重心をなるべく近づける設計が好ましいと言えます。