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人の成長と脳

2016.02.07

近年、右脳と左脳の働きが分析解明され、更に記憶の部分やいろいろな役割の部分も細かくわかってきましたが、
今回のお話は 医学的な分析ではなく、経験的 実践的な見方から 人の性格の出来方やその人の考え方が
どう変わっていくのか、 それにより その人がどのような生き方をするのか? つまりは その人の人生をどう左右する
のか を 難しい理論ではなく 当たり前の判断のなかから 探し当てたものとして書き込んでいきたいと思います。

仮に 人の脳が相対的に分けられるとすると、右の脳が 物事を狭めようとするマイナス思考の脳 幼いころからの
経験で、まず親から叱られない方法、友達にいじめられない為には? ウソをつく事を覚える、 うまく立ち回る 自分を
飾る。見栄を張る この辺の基礎が2~3歳で出来て 育ってくるのに お気付きになることから話は始まります。

生きるために自分を守る為に、その脳(考え方)は発展していきますが、人前で恥をかくまいとするほど 考え方は
保守的になり、頑固な自分が出来あがってくるのです。
聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥。と言いますが その 一時の恥は 時間が経てばたつほど大きくなります。
邪魔しているものは見栄と外見です。
この 素直になれない自分を作り上げる脳がその右脳です。

その反対に 一歩の勇気を出して踏み切れる事が左脳であり、見栄や外聞を捨てて、素直な自分を引き出す役目の
脳です。 まずは初心に戻り、 この二つの相反する脳を同時に持っている自分を意識して、自分を見つめることが
第一段階に必要な事と思います。
(第一章)