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本当の健康住宅

2013.02.05

最近 健康住宅 と言う言葉がはやってきて、良い家のイメージがありますが
中身はいろいろ 

健康住宅と言って、クロスの変わりに珪藻土を塗って、無垢の床材を貼って、梁を見せて、
その位で、健康住宅やってます。見たいな広告が多くなっています。

私の考える健康住宅 とは 
月並みな言葉ですが、宇宙開発もさながら、細胞再生 病理の研究は素晴らしい進展を遂げています。
住宅に関しても、いささかほおって置かれた状態が続いていましたが、シックハウス問題、アネハの偽装問題
当りからようやく政府も重い腰を持ち上げてから近年に至るまでは すさまじいほどの進展がございます。

日本の住居の平均寿命は24年と言う寂しい現状、早い家は14年で解体と言う時代もありました。
何故? そんなに早く 腐ってしまったのか 真相はご存知でしょうか?

スカスカの寒い家造りから 急きょ 高気密の家を作ったからです。当時の矛盾はこうでした。
暖かい家造りの為には機密を良くする事が第一で、通気イコール寒さを招くという考えでした。

いま漸く次の段階に気が付き、外壁通気が標準になりつつある環境ですが、サイデイングでは外壁通気が多く
なりましたが、モルタル仕上げではまだ外壁通気モルタルは完全に普及していません。

今、隙間風を作りながら(通気しながら)気密を良くする工法がようやく行き届き、一歩前進した所です。
が 家そのものが 暑さ寒さをしのいで、雨風をよける位の考えからは脱皮していません。

私が言う健康住宅とは住む事が 生活習慣病を 改善して行く様な 住宅が出来ないものか?と言う事です。