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こだわりの室内空気環境

2015.12.01

今日は、こだわりの室内空気環境について一言。
室内の空気環境は 場所によりずいぶんと違ってきます。交差点のソバの住宅、電車のホームの200m以内、空気の淀む場所
工場の排煙のそば、ごみ処理場の近く、などなど 問題は土地選びからなのですが、すでに既存の人は考え方をかえるしか
ありません。交差点の近くの家では、ガソリン車はともかく、デイーゼルの大型車の頻繁に通るところは、部屋の中は毎日掃除
しても、雑巾が黒くなる有様です。j住宅用の土地選びのときに、せめて20mは車道から離れたところを選ぶべきです。
その他電車のブレーキ煙、排煙口、空気環境等も土地選びのときはここまで気を使うべきです。
 今日はその環境を考えた土地選びの事ではなく、既存の空気環境をいかに快適に変えるか!の話です。
人は1日で浴槽700から800杯の空気を吸うわけですから 悪い空気をそれだけ毎日繰り返し吸いますと、病気にもなりますよね!
その与えられた空気を一日中吸っている主婦 の人達が 一時期シックハウス症候群になり、問題になった時期がありました。
これも24時間換気で解決されたようになっていますが、対象は新規に建てる家だけで、すでに完成している家に関してはお構い
なしの状態ですので、リフォームするときにはここをお勧めしてくれる様な業者さんを頼まなくてはいけません。値段勝負ではなく良い提案をしてくれる業者選びも大切です。
主婦だけでなく 小さなお子様も同様にシックハウス予備軍から レギュラーのシックハウスになりアレルギー体質、アトピー、ぜんそくなどになってしまいました。
これを避けるには、化学物質使わない建材、すなわち自然素材で仕上げることが重要です。ご存知のようにクロスの糊、家具の
接着材、ベニヤ板の糊、新建材の糊、ペンキ、下地処理剤、塩化ビニール材、等に含まれるホルムアルデヒド他の石油化学物質
を使わないようにする事が重要です。
そこで、珪藻土、漆喰、ホタテ貝殻壁、サンゴの壁、和紙、木材板、布、等で仕上げる事を自然素材仕上げと言われていますが
それでも、固める為に樹脂糊を使っているものも沢山ありますので、本当に化学物質が放出されないかどうかは、よほどの注意
が必要です。
 そこで、いよいよ出番が来ました。抗酸化さーん お待ちどうさまー。と言うことで、このどうしょうもない化学物質は、吸収か分解
かをさせなければなりません。 漆喰などは、糊で固める必要がなく、空気中の炭酸ガスと融合して固まりますので、安心ですが
板張り以外、結構樹脂糊で固められている仕上げ材もありますので、仕上げに抗酸化工事をして、発がん性物質である化学物質
を分解、吸収してあげる必要があるのです。このようにお部屋の工事時の仕様できれいな空気にする事も大切ですが
毎日のお掃除時のことでも 空気環境に影響しています。
 皆さんこの頃、ほうきで掃いて雑巾掛けをする人は少なくなって、 掃除機で掃除をするのが日常となっています。
この、掃除機の紙フイルターが余り良くなく、細かいほこりがまた舞い上がることで、せき込んでしまったりする人もいます。
そのフイルター性能も更に良くなって来ていますが、特にアレルギーの方には 水フイルター掃除機をお勧めしております
多少本体が重いのが欠点ですが、花粉、ダニの死がい、粉じんの99.99%を取り除く事で、特にアトピー、ぜんそくやご病人を抱えたお家では、お勧めいたします。我が家では20年も前に36万もした物を購入して、まだ使用していますが、いまは普及してきたので普通の掃除機と同じ位の価格で購入できます。アレルギーの方は 是非ご相談下さい。実費でお分けしております。

 予病住宅では もう一つ空気環境を整える方法も取り組んでいます。
窓に当たる太陽光線と、ガラスの内面に施した素材が融合して、化学物質、花粉、ダニ死骸、などのアレルゲン物質を分解してくれる工程も、アトピー、ぜんそく、アレルギーの方には更なる効果を期待できます。

 抗酸化の詳細が説明がされませんでしたが、長くなるので次回にまわします。