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基礎の工法と地盤の話(1)

2017.12.31

図面が決まれば、地盤が強いか弱いかを調べる必要があります。木造の場合一般的にはスエーデン方式と言う細い鉄棒に重さをかけて沈み具合でデーター化して調べる方法です。
そこで弱い判断が出た場合の補強方法がいろいろあります。他には音波で硬さを調べる方法もあります。
 地盤が弱くて補強が必要な場合は地盤改良型 ・砂利改良型鉄柱杭打ち工法 松杭打ち工法砂利杭工法などなどありますが、
環境問題(発ガン物質ロッカクロム等の誘発)と地盤の液状化問題(長い地震で砂層が液状になる)があります。
 基礎の工法では近年ベタ基礎が標準になっています。その前は布基礎が標準でした。その又前は無筋コンクリートでした。
ベタ基礎は布基礎と布基礎の間の土間部分に縦横に鉄筋を入れて(150角、200角、250角など)厚みも120から150mmの厚みで
ベース打ちをして、その上に立ち上げの布基礎を鉄筋で繋いでコンクリートを打設します。

基礎の高さは一般に400mm程が通常で、外面より内面を50mm高くして水面を上げます。またそのときに水抜きを付ける事が
必要です。