いろいろな材料があります。
2017.07.10
『いろいろな材料があるのです』と言う 使われている材料によって値段も変わるし
こんなものがあるのか?と言う お話を致します。
基礎の断熱方法には 外側を断熱する方法と 内側断熱があります。コンクリートを熱が伝わっ
て逃げて行くのを防ぎます。基礎立ち上がり全周と外回りから1mまでの
平面に断熱材を貼る、又は ウレタン吹付け等の方法があります。
厳寒地域では 基礎立ち上がり外部分面を60cm下まで掘り下げて
断熱する事もあります。(防蟻と非防蟻があります)
床の断熱材 床下の断熱材は 発泡板材を 根太間と3尺間 に敷いてから床板を張る方法
ウレタン発泡を吹き付ける方法燃えにくいマット材を敷く方法
(厚みと密度はそれぞれ種類があります)
壁の断熱材 壁の断熱方法には 内断熱と外断熱があります。外断熱は柱の外側に断熱材を施す方法
内断熱は柱や間柱のある空間を断熱材で埋める方法です
この他にW断熱と言って 内外ともに断熱施工をする方法もあります。
材料は種類が多く、最も一般的なものはグラスウール系貼りですが、施工する人により精度に
バラツキがある為、貼ったあと サーモグラフ写真で確認するとよろしい
と思います。但し写真だけでの判断は禁物。会社の信頼性も必要です。
グラスウールの他にアクア・・ 羊毛・・ ロックウール 等と
次は ウレタン吹きつけ(これも厚みで性能が変わります) 類似にアクア
フォーム、○○シネン とか現場発泡品はムラが少ないです。気密性もOK
現場吹付けの他に 吹き込みと言うのもあります。
刻み新聞紙とホウ酸の混ぜ合わせを壁間に吹き込むセルロスファイバーも
優れもので、ねずみ ゴキブリ 昆虫類を受け付けません。また防音効果も
優れていて お勧めですが お値段もそれなりにUPとなります。
天井の断熱材 これもグラスウールを一階天井には多く使われています。重さと密度で値段も
違ってきます。また これらを2重に乗せる方法もよくあります。
セルロスファイバーを吹く方法もあります。
ともに2階の振動、音などの防止効果がありますが その他に2階床材の下地に
密度の違う板材を使ったり防音シートを敷いてポードを貼って(敷いて)防振マット
や防振吊り木を併用したりします。
外壁材の種類 外壁の種類もいろいろあります。最近多いのがサイデイングですがこれも
窯業系、金属系 に別れていることと 窯業系は数年前までは12mmから
でしたが今は14mmからに改定されました。他15,16,18とかその上の厚みの
物もあります。また 汚れ防止の光触媒系と普通の塗装物、があり 更に
目地コーキング部の少ない物、メンテナンス費用が少なくて済む材料も
あります。 コーキングは寿命は短くて、メーカー保証は3年ほどとされています。
外装塗装の塗り替え時、コーキングのヒビ割れなどを気にしないでそのまま色だけ
塗らないように注意して下さい。水漏れの原因です。
その他 サイデイングにタイルを引っ掛けて貼る工法。 モルタル下地に普通の
外装タイルを貼る方法、
モルタルに塗装仕上げの方法 天然石を樹脂系で塗る工法 下見板(木)貼り
ライトへーベルに吹き付け塗装仕上げ、普通のへーベル仕上げ まだまだあります。
屋根断熱と 天井断熱
屋根材の種類と特徴 窯業瓦いろいろ(日本瓦、セメント瓦、洋瓦)
スレート瓦(天然・人造)
ガルバリウム鋼板性
鋼板型瓦 (石付き・ナシ)
先日ある大手メーカーの現在の標準仕様に 70年も前に良く使われたセメント瓦が
指定されていたのに驚き!
窓・サッシの種類 外側アルミ 内面アルミ
外面アルミ 内面樹脂
外面樹脂 内面樹脂
ガラスの種類 通常のペアーガラス
空間に空気入り
空間にアルゴンなどのガス入り
トリプルガラス
更にそれぞれの厚みがあります
Low-Eガラスで断熱ガラス
Low-Eガラスで遮熱ガラス
各メーカーあり
その他 防火ガラス 耐火ガラス 網入り 縦網入り 菱網入り 網ナシ防火ガラス
(透明の防火) 強化ガラス 型ガラス (曇りのようなカスミガラス 他) 透明ガラス
各厚みあり
構造材の接合方法 在来継ぎ手法
金物継ぎ手法
時間のあるとき少しづつ 編集致します。どれを使うかによって 値段が違ってきます。
坪いくらからと言うものは 当然値段の安い材料での施工になりますが、意外な盲点は
安全性に気を配られていない事です。
火災は起きて当たり前くらいに考えて 用心しましょう。
防炎クロスと言っても 燃えますので一度実験して確認しておきましょう。