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幸福とは何か(2)

2015.01.08

別の見方として、幸福と不幸は 手のひらと甲との関係で、同時に起きているようにも思えます。
手のひらは 片面だけでなく 表と裏があっての手であり、見方によって不幸にも 幸福にも取れるのではないでしょうか
例えば 時間が経てば当時は不幸に感じたことが、転じて幸福に思えたり、結果的に反転する事も多い事と思います。
これは、前者の個人的欲求の事例に起こる事は時と場合で変化し、解釈の仕方でどちらとも言える事になります。
  少しばかりややこしくなったので、事例を上げながら説明してみますと、美味しいものを沢山頂いて毎日贅沢三昧な
日々を送れば、その後は太って病気になり、短命になれば幸せが不幸に転じた事になりますし、その反対に質素で
つましい生活で、つまらないと思いきや 病気にもならず、歳をとっても元気で楽しめる事にもなります。
その時その時の考え方、受け取り方で不幸なのか幸福なのかが 違ってきてしまいます。その度に自分の考えが不安定で
人目を気にしてコロコロと気持ちが変わるのもつまらないものです。また人目には落ち着きがなく、信用も付きません。
何でもかんでも、文句ばかり言っている不満の生活にならない様にして、小さな事にも わずかな事にも感謝の気持ちを
感じて小さな満足を常に味わいながら楽しく生きることが 得策に思います。